その代わり、誰でも使えて最大40%割引になる「早得21」や、「インターネット割引」、「マイカープラン」などを活用すれば、5%~50%の割引が受けて乗船することができます。
割引制度を知らずに通常料金で予約してしまうと、同じ旅でも数千円以上の差が生まれることも。
一方で、割引の仕組みや利用方法を理解すれば、フェリーの旅をもっと手軽に安く、しかも安心して楽しむことができます。
この記事では、「太平洋フェリーのシニア割引」に関する最新情報を中心に、シニアの方が実際に利用できる各種割引制度や注意点、他社との比較まで詳しく解説します。
どの割引を選べば最もお得なのかが分かる内容です。
太平洋フェリーのシニア割引をもっと賢く、納得した上で購入したい方は、ぜひ最後までお付き合いください!
- 太平洋フェリーにシニア割が「ない」理由とその背景
- シニアでも使える「早得21」「ネット割」などの割引内容
- 割引を最大限に活かす予約のタイミングと手順
- 他社フェリーのシニア向け割引との違いと比較ポイント
- シニア世代が安心して旅を楽しむための活用法
太平洋フェリーにシニア割引の設定は無い!
太平洋フェリーの割引種類一覧

https://www.taiheiyo-ferry.co.jp
ただし、年齢に関係なく利用できる複数の割引制度があります。
時間に比較的余裕のあるシニア世代の方にとって、さまざまな割引サービスはお得に船旅が楽しむためにぜひ活用していただきたいサービスの一つです
太平洋フェリーにはシニア世代の方向けの特別な割引はありませんが、各種の割引サービスを用意していますので、次から詳しく見ていきましょう。
太平洋フェリーにはシニアが利用できる様々な割引がある
太平洋フェリーを利用してシニア世代の方が船旅を楽しみたいけど、「シニア割引がないのか・・・」と思った方、ご安心ください。
その他のお得な割引サービスを利用してお得に旅を楽しむことができます。
シニア割はなくても、太平洋フェリーには誰でも使える割引が豊富です。
条件を知っておけば、旅行費を大幅に節約できます。
| 割引の種類 | 割引設定期間 | 割引率 |
| 早得 | A期間 | 20%~40% |
| インターネット割引 | A期間 | 10% |
| B・C・D期間 | 5% | |
| マイカープラン | A期間 | 20~30% |
| 障がい者割引 | 全期間 | 50%(ご本人+同伴者1名に適用) |
| 団体割引 | 除外期間あり(要問合せ) | 問い合わせが必要 |
A・B・C・Dの期間について
- A期間:通常期。運賃が最も安く設定。
- B期間:通常期より利用客が多く見こまれる期間。通常より高値に設定。
- C・D期間:ゴールデンウィークやお盆など、観光客が多くなる期間。最も高値に設定。

早得(早割)【20%~40%割引】
出発日の21日前までに予約・決済を完了すると、最大30〜40%割引となるのが「早得21」です(A期間限定)。
主な特徴は次の通りです。
| 内容 | 詳細 |
|---|---|
| 割引率 | 最大30〜40%OFF |
| 条件 | 出発21日前までの予約・決済 |
| 割引対象期間 | A期間(閑散期)限定 |
| 注意点 | 変更・キャンセルに制限あり |
旅行計画を早めに立てるほどお得になるため、計画的に旅を楽しむシニア層には最もおすすめの割引制度です。
インターネット割引【5%~10%割引】
| 内容 | 詳細 |
|---|---|
| 割引対象期間: 割引率 | A期間:10% |
| B・C・D期間:5%割引 | |
| 対象 | Web予約者(会員登録不要) |
| 注意点 | 他の割引との併用不可、電話予約は対象外 |
太平フェリーのインターネット割引は、専用ページから予約・決済を完了すると、乗船運賃が5~10%割引になります。
窓口手続きが不要な「スマート乗船」にも対応しています。
公式サイトの「インターネット予約」ページから簡単に利用できます。
初めて利用される方は利用者登録が必要で、本人確認の書類などが必要なく気軽に登録できます。
お支払いは、「クレジットカード」「コンビニ」「銀行ATM(ペイジー)」に対応しています。
ただし、予約日から支払期限までの期間が短く注意が必要なので、下記の表を参考にしてください。
| 予約日 | お支払い期限 |
| 乗船日の3日前まで | 予約日を含めて3日以内に支払う |
| 乗船日の2日以降 | 乗船受付する前までに支払う ※当日のお支払いはクレジットカード決済のみ |
インターネット割引きは旅行を計画的に立てたいシニア層の方に最適です。
マイカープラン【20%~30%割引】

| 内容 | 詳細 |
|---|---|
| 割引率 | 約20〜30% |
| 割引対象期間 | A期間 |
| 対象 | 自家用車と同乗者(乗用車定員まで) |
| 予約方法 | Web予約または電話予約 |
| 注意点 | 乗用車とセットのプラン (バイクや自転車の設定なし) |
太平洋フェリーのマイカープランは、車両をフェリーに載せて移動する方向けのサービスで、旅客運賃と車両航送料と乗用車定員までが割引になるお得なプランです。
A期間限定・航路限定で販売され、最大約20〜30%安くなる場合もあります。
特に自家用車での長距離移動を計画するシニア層に人気で、名古屋—仙台間では実際に約7,000円前後の節約になるケースもあります。
障がい者割引【50%割引】
| 内容 | 詳細 |
|---|---|
| 割引率 | 運賃の50% (割引対象期間:全期間) |
| 対象 (本人と介助者) | 手帳をお持ちの方 介助者1名 |
| 利用方法 | インターネット予約・窓口予約 (モバイルQRが搭乗券が発行されないので窓口で搭乗券を発行してもらう) 乗船時に手帳提示 |
| 注意点 | 車両航送料金は対象外 |
太平洋フェリーの障がい者割引は、乗船する方が「身体障がい者手帳」「療育手帳」「精神障がい者保健福祉手帳」などを提示すると、本人と介助者1名までが運賃50%割引になります。
インターネットで手続きする場合、「車いす利用の方・要介助」にチェックを入れるとモバイルQRが発行されなため、搭乗前は窓口まで行って搭乗券を受け取る必要があります。
その際に、下記の手帳いずれかを提示してください。
身体障がい者手帳(第1・2種)
療育手帳(A・B)
精神障がい者福祉手帳(1級~3級)
所持者所定の保護施設、救護施設などが交付する旅客運賃割引証を提出した被救護者
バリアフリー設備も整っており、安心して乗船できます。
不安な点は予約センターへ問い合わせするとより安心して利用できます。
TEL:050-3535-1163
営業時間:9:00~17:00(日曜定休)
団体割引【10%割引】
| 内容 | 詳細 |
|---|---|
| 割引率 | 10% |
| 割引対象期間 | -(電話で確認) |
| 対象人数 | 15名以上 |
| 申込方法 | 電話でのみ予約が可能 |
| 注意点 | Web予約不可、早めの手続き推奨 車両は割引されない 除外期間がある |
太平洋フェリーの団体割引は、15名以上の団体旅行の場合、10%の割引が適用されます。
具体的な割引率は時期や人数により異なるため、事前に太平洋フェリー予約センターへ問い合わせが必要です。
グループ旅行やシニアサークルの利用でご利用ください。
TEL:052-526-8688
受付時間:9:00~17:00(土日祝休み)
太平洋フェリーをシニアの方が安く利用するには「早得21」がおすすめ
太平洋フェリーをお得に利用したいシニアの方には、早めの予約で割引が受けられる「早得21」がおすすめです。
年齢制限のあるシニア割ではありませんが、「早得21」を活用すれば誰でもお得に利用できます。
出発の21日前までに予約・決済を済ませることで、通常より20〜40%程度安く乗船でき、とてもお得に船旅が楽しめます。。
おすすめの「早得21」とは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 全利用者(年齢制限なし) |
| 条件 | 出発21日前までの予約・決済 |
| 割引率 | 約30〜40%OFF(A期間限定)※車両は20%OFF |
| 注意点 | 他割引との併用不可・販売枠限定 |

乗船客も車両も割引対象です
「早得21」は出発の21日前までの予約・決済で運賃が割引になる制度です。
シニア割引はありませんが、この早割を使えば20〜40%OFFになることもあり、実質的にシニア割以上にお得なサービスと言えます。
旅行を早めに計画できるシニア層には最も向いており、混雑を避けて快適な旅を実現できます。
早得21は「乗船日の2か月前の9時にネット予約」すること!
乗船日2ヶ月前午前9:00~乗船日21日前までに「冬の早得21」を指定してご予約ください。
インターネット予約限定です。お電話でのご予約は受付いたしておりません。
太平洋フェリーの予約開始は乗船日の2か月前の午前9時からです。
人気のプランはすぐに売り切れてしまうため、発売すぐの「乗船日の2か月前の9時」に予約することをおすすめします。
早得21は、公式サイトの「インターネット予約」ページからのみ申し込みが可能です。
窓口では対象外となるため注意しましょう。
早得21の乗船までの流れ
太平洋フェリーの公式サイトから登録
乗船日2か月前の9:00〜予約開始
出発21日前までに支払い完了
スマート乗船(QRコード)で当日受付不要
太平洋フェリー「早得21」を予約する前に知っておいて欲しいこと
太平洋フェリーの「早得21」には、予約する前に抑えておいて欲しいポイントがあります。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 対象期間 | A期間(通常期)のみ対象 |
| 支払期限 | 予約後すぐに決済が必要 |
| 変更が限定的 | 出発21日前以降の変更不可 |
| 取消料 | 出発日に近づくほど高くなる |
対象期間が限定的
早得21はA期間限定です。
B・C・D期間は対象外なので事前に確認しておく必要があります。
期間を確認しておきましょう
支払期限が早い

早得21もインターネット割引と同様の支払い条件となります。
支払い期限が3日と早いので、予約したら忘れないうちに支払いも済ませておきましょう。
| 予約日 | お支払い期限 |
| 乗船日の24日前まで | 予約日を含めて3日以内に支払う |
| 乗船日の23日前から21日前に予約 | 乗船日の21日前に支払いを完了させる ※購入期限当日のお支払いはクレジットカード決済のみ |
変更しにくい
早得21を予約後、各種(乗船日、区間、等級、割引プラン)の変更が基本的にできないようになっています。
なので、変更の場合は予約を取り消し、新規で取り直す必要があります。
また、減額変更の場合(人数や車両の台数減・サイズ変更等)で払い戻しが発生した場合、減額分の30%の事務手数料を支払う必要があります。
取消料が高い
早得21の購入手続きが完了した後(払込完了後)に予約を取り消す場合は、30%の取消料と払い戻し手数料を支払う必要があります。
(手数料一例)
運賃合計が10,000円のご予約を乗船日前日に取消した場合、
10,000円×30%(払戻手数料)+10,000円×30%(取消料)=6,000円

シニア割がなくても早得21なら、最大40%割引。
繁忙期をずらして旅ができるので、シニア向きのサービスともいえるわね。

予約も2か月前から可能なので、比較的都合を合わせやすいシニア世代には利用しやすいサービスです。
ただし、予約の変更となると少し煩雑なので事前に計画を練っておくことをおすすめします。
太平洋フェリーの割引サービスの3つの注意点
太平洋フェリーの各種サービスには、いくつかの注意点があります。
ここでは船旅で失敗しないように、注意点を3つ紹介します。
- 割引の併用はできない
- 適用期間(A・B・C・D期間)に注意
- 復路割引がない
割引の併用はできない
太平洋フェリーの割引は原則として併用不可です。
例えば、インターネット割引とマイカープランの割引を同時に使うことはできません。
利用できるのは1つの割引のみなので、最も割引率が高いものを選ぶのがポイントです。
インターネットを利用した場合も、インターネット割引と各種割引のどちらか一方が適用されます。
適用期間(A・B・C・D期間)に注意
太平洋フェリーでは、時期によって運賃が異なり、割引が適用される期間が限定されています。
特に「早得21」や「マイカープラン」はA期間(閑散期)限定のため、夏休みや連休などの繁忙期には使えません。
旅行などの計画を立てる際には、利用日がどの期間に該当するのか事前に確認しましょう。
太平洋フェリーのダイヤ(運行日程)検索
復路割引がない
正確には、2025年5月6日で廃止になっています。
「新日本海フェリー」や「東京九州フェリー」には、10%OFF復路割引がありますが、太平洋フェリーには”ない”ので、それを考慮して旅の計画を立てましょう。
太平洋フェリーの料金シミュレーションで運賃を事前確認
太平洋フェリーの公式サイトには、「料金シミュレーション」機能が用意されています。
出発地・目的地・乗船日・人数・車両の有無を入力するだけで、割引適用後の概算料金が表示されます。
これにより、旅行前に予算を立てやすくなり、早得21やマイカープランなど最適な割引プランの比較も可能です。
以下に運航日程から料金シュミレーションまでの流れを紹介します。
料金シミュレーションは簡単4ステップ
太平洋フェリーの乗船日を決めたら、運航日程を検索します。
運賃設定期間と船名をチェックします。
設定期間、船舶名をチェック。
客室等級ごとの大人1名と小人1名、乗用車などの通常運賃が表示されます。
運行日程を確認
2025冬の早得の料金はこちらを参照
太平洋フェリーの予約から乗船までの流れ【スマート乗船を利用】

太平洋フェリーでは、事前の登録からスマート乗船までの流れを理解しておくことで、当日の手続きがスムーズになります。
スマート乗船では、QRコードをかざすだけでスムーズに乗船可能になる便利なサービスです。
その流れを以下で解説していきます。
ネット予約するためには利用者登録が必要
太平洋フェリーをオンラインで予約する際は、「利用者登録(会員登録)」が必要です。
登録をしておくと、予約情報の管理や変更、スマート乗船サービスの利用がスムーズになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 登録場所 | 公式サイト「利用者登録ページ」 |
| 必要情報 | 氏名・メールアドレス・電話番号・パスワードなど |
| 登録のメリット | 予約履歴の確認、QR乗船証の取得が簡単 |
登録は無料で、1回の登録で複数航路の利用も管理できます。
シニアの方も簡単に操作できるシンプルな設計です。
予約の流れを確認
太平洋フェリーの予約は、乗船日の2か月前・午前9時からスタートします。
早めに行動するほど、早割や希望客室を取りやすくなります。
予約の流れ6ステップ
予約日を含めた3日以内に、乗船者全員の「氏名」「性別」「年齢」
代表者の「電話番号」「郵便番号」
車両がある場合は「ナンバー情報」「乗用車は車長(m)」「バイクは排気量(㏄)」
部屋が複数の場合は割り振り方
乗船当日のおよそ3時間前に、スマート乗船用のQRコードが発行されます。
これが乗船時の「チケット」となります。
乗船時の流れをおさえてスムーズに行動
当日は、出航の1時間前までに港へ到着するのが理想です。
車両を積み込む場合はさらに早めに行動しましょう。
スマート乗船を利用すれば、窓口での手続きは不要です。
以下に、「スマート乗船」を利用した乗船当日の流れを解説します。
1. モバイルQR乗船券の配信
- 配信タイミング
出港の約3時間前を目安に、予約代表者のメールアドレスに予約者全員分のモバイルQR乗船券のURLが記載されたメールが配信されます。 - 配信条件: 乗船日前日までにWeb名簿の登録と支払いが完了している必要があります。
一部割引や予約内容(障がい者割引など)によっては、配信対象外となる場合があります。
詳細は太平洋フェリーのホームページを確認してください。

- 事前準備
船内は電波が不安定になるため、事前に全員分のQR乗船券画面をスクリーンショットで保存し、同行者にメールやLINEなどで送信してください。
- 窓口での手続き
モバイルQR乗船券が配信されていないお客様は、窓口での手続きが必要です 。
2. 乗船当日(車両なし・徒歩の場合)
- 手続きの有無
モバイルQR乗船券をお持ちで、車両なし(徒歩)で乗船のお客様は、窓口での手続きは不要です。
- 乗船
乗船時刻になったら、直接乗船口へお越しください。
- 改札
乗船改札ではQRの読み取りが必要です。
お一人様1枚ずつかざしてください。
3. 乗船当日(車両付きの場合)

- 車両ステッカーの発行
港ターミナルに設置されている車両ステッカー発券機で、車両ステッカーの発行が必要です。
発券機にモバイルQR乗船券をかざし、画面の指示に従ってステッカーを発行してください。
この時、全員分の乗船券も印刷されますので、乗船前に同行者へお渡しください 。
- 車両ステッカーの取り付け
車両ステッカーは常用車のルームミラーなど、外から行き先が見えるようにつけてください。

- 乗船待機
車両ステッカー取り付け後、乗船待機駐車場へ移動し、乗船時間までお待ちください 。
- 車両の乗船
安全のため、車両での乗船は運転手のみとなります。
車両積み込み後、客室区画に入ると車両甲板へ戻ることはできません。
荷物が多い場合は事前に同行者と分けて持ち込むなど、安全確保にご協力ください。
係員の誘導に従い、車両の積み込みを行ってください。
- 運転手以外の乗船
車両の運転手以外の方は、安全のためターミナルの乗船口より徒歩にて乗船してください 。
船内での利用と下船の流れ
ここでは船内での客室の利用方法や下船時の流れを見ていきましょう。
個室・女性専用室の利用方法

- ルームキー
QR乗船券は、個室と女性専用室のルームキーとしても利用します。
- 解錠方法
扉の読み取り部にQR乗船券のQRコードが収まる位置で密着させてかざしてください。
読み取り部の下にあるセンサーを覆うようにかざし、上部のランプが青く光ると解錠します。
スマートフォン画面が暗いと読み取れない場合があるため、画面の明るさを変更してください。

注意
扉はオートロックのため、お部屋を離れる際は必ず乗船券をお持ちください。
下船時の流れについて

- 改札
各下船口に設置の改札機にQR乗船券をかざしてください。
参考動画(詳しくご確認いただけます)
電話予約でもスマート乗船を利用できる
太平洋フェリーにスマート乗船する場合は、電話予約でも利用することができます。
ただし、支払いと搭乗者名簿の登録を済ませている必要があります。
搭乗者名簿の登録は公式ページから行います。
太平洋フェリーと他社フェリーのシニア向け料金プランを比較

シニア旅行が増える中、フェリー各社が独自の割引プランを展開しています。
ここでは主要4社を比較します。
- 太平洋フェリー
- 新日本海フェリー
- 商船三井「さんふらわあ」
- 東京九州フェリー
国内フェリー4社のシニア向けプランの料金を比較

各社の特徴を比べると、太平洋フェリー以外の3社には年齢を条件とした割引制度が用意されています。
太平洋フェリーは年齢割がない代わりに、誰でも使える「早得21」や「ネット割」で同等の割引率を実現しています。
| フェリー会社 | シニア割引の有無 | 割引内容 | 対象年齢 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 太平洋フェリー | × なし | 早得21 「秋の早得21」 「冬の早得21」など 20〜40%OFF | 制限なし | ネット予約、A期間限定、全利用者対象 |
| 新日本海フェリー | 〇 あり | GOGO割 「秋旅GOGO割」 「夏旅GOGO割」など 20%OFF | 55歳以上 | 公式サイトでネット予約もしくは電話予約 旅行会社でも可能 |
| さんふらわあ(商船三井) | ○ あり | プラチナ割引 旅客運賃5%OFF 車両運賃5%OFF | 60歳以上 | A・B期間限定 本人確認証提示 |
| 東京九州フェリー | × なし | - | - | 復路割引あり(復路が10%OFF) |
年齢が条件の割引サービスは、商船三井「さんふらわあ」のみです。
太平洋フェリーや新日本海フェリーは、期間限定で割引率の大きい特別プランを用意しています。
東京九州フェリーは、復路割引を活用するのがおすすめです。
太平洋フェリーは“計画的に旅を楽しみたいシニア層”におすすめ
太平洋フェリーは「早得21」「インターネット割引」を活用することで、実質的にシニア割同等の値引き率が得られます。
特に旅行を前もって計画できるシニア層にとっては、早割制度が最も活かせるフェリーです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| おすすめの理由 | 早割21で最大40%OFFと他社のシルバー割を上回る割引率 |
| メリット | 年齢に関係なく利用可能で家族旅行もお得に使える ネット予約で乗船手続きが簡単になる |
| 向いている人 | 旅行日を早めに決められるシニア夫婦・長期休暇利用者 |
| 注意点 | ・A期間限定 ・21日前予約が必須 |
船内はバリアフリー対応客室やエレベーター完備で、高齢者でも安心して移動可能です。
また、ペットも同伴できる設備が整っており、ペットを連れての旅行の計画を立てることも可能です。
>>ペットとの船旅
「安さ+快適さ+安心感」を重視するシニア層には、太平洋フェリーが最適といえます。
計画的に旅を楽しみたいシニア層にとって、最もコスパの高い「早得21」。
次の旅行の計画に入れてみてはいかがでしょうか。
太平洋フェリーのシニア割引まとめ
太平洋フェリーには年齢制限のあるシニア割引はありませんが、早割やネット割を活用すれば、誰でもシニア割同等の価格で快適に船旅を楽しむことができます。
- 早割21は最大40%OFFで最もお得な割引制度。
- 割引は併用不可、条件や期限を確認することが大切。
- ネット予約は2か月前9時から、早めの行動が鍵。
- 他社は年齢制限あり、太平洋フェリーは誰でも割引対象。
- バリアフリー客室やスマート乗船でシニアにも安心。
太平洋フェリーは、年齢に関係なく誰でもお得に利用できる早割やネット割が充実しています。
旅行日を早めに決めて予約することで、シニア割以上の割引が可能です。
さらに船内は快適で、バリアフリー対応も整っており、安心して海の旅を満喫できます
計画的に行動して、上手に割引を活用し、ゆとりある船旅を楽しみましょう。




